年が明けても、依然として収束する兆しが見えない新型コロナウイルス感染症。
関東一都三県をはじめとして、再び緊急事態宣言が発令される事態となっています。
和真メガネ店舗の現在の営業時間等変更についてはこちらからご確認ください。
今回の記事は、ご家庭でもできるメガネの除菌とクリーニングについてです。
感染症予防以前に、日々身に着けるメガネは、汗や皮脂、整髪料、雨などにさらされて汚れがちです。
フレームの汚れはもちろん、レンズに指紋や皮脂などがついたりすれば、見え方も悪くなります。
普段から、メガネをきれいにすっきりと使うためのお手入れについて、あらためて考えてみたいと思います。
洗浄・除菌とは言っても、
メガネに「アルコール類」はNGです。
レンズ、フレームの素材を痛めてしまします。
最もお手軽かつ効果が高いのは「水洗い」です。
重要なことは「冷水」を使うこと。
「お湯」はダメです。これは絶対にお守りください。
メガネレンズはプラスチック素材ですから、熱により変形する恐れがあります。
また、メガネレンズの表面は、反射防止やキズ防止等を目的とした、繊細なコーティングが多層に施されており、これも熱による変質を避けなければなりません。
特に汚れがひどいときには、
食器洗い用の「中性洗剤」を少しつけて「水洗い」してください。
「中性洗剤」を利用することで、「水洗い」だけよりも一層、洗浄・除菌効果が高まります。
汚れを落としたあとは、「中性洗剤」の成分を流水等でよくすすぎ落したのち、乾いた「柔らかいタオル」などで水気を取って、ティッシュペーパーや専用のメガネ拭きで優しく仕上げてください。
ゴシゴシはダメですよ。
メガネレンズのキズの原因のひとつとなるのが、目にとまりにくいような微細なチリやホコリ。
ティッシュペーパーやメガネ拭きで、無造作に拭いてしまうと、それがキズつきにつながる上、よけいにキズを拡げることにもなりかねません。
そういう時も、
一度水洗いしてチリやホコリを落としてから、
というのがおすすめのやり方なんです。
洗車の場合と同じですね。
週に一度くらい、休日にメガネの水洗いを習慣づけ。
メガネがグッと長持ちする秘訣です。
適当な「中性洗剤」が手元にない、なんか生活感がありすぎてスマートじゃない、などという方におすすめが、
「メガネのシャンプー」です。
〔写真の商品〕ソフト99 メガネのシャンプー除菌EX 500円(税込)
2006年に発売されたそうですが、それ以降、使い勝手の良さから、家庭向けのメガネクリーニング用品としては定番になりました。
バスルームの洗面台に1個置いておきたい感じです。
「中性洗剤」でも「メガネのシャンプー」でも、メガネを洗ったあとは、
よく水気を取ってください。
メガネレンズは非常にデリケート。
長い間使用していると、レンズ表面に、微細な小傷がついてしまうのはある程度避けられませんが、水濡れを放置すると、そこから水分が含侵してダメージを拡げてしまいます。
雨に降られたあとなども、水やけに注意しましょう。
ちょっとしたことに気をつけるだけでも、製品の持ちが大きく変わるものです。
和真メガネの店舗では、業務用の「超音波洗浄機」を使用して、お客様のメガネのクリーニング、メンテナンスを行っております。
超音波による振動で、メガネフレームの奥に入り込んだ汚れを効果的にかき出すもので、単純な水洗いやクリーナーでのふき取りでは得られない、すっきりとした仕上がりになります。
もちろん、「超音波洗浄」は無料で行っていますので、お気軽に店頭でお申しつけください。
感染症予防への意識の高まりもあって、現在、和真メガネ店頭でも、家庭用の「超音波洗浄機」の販売を行っています。
〔写真の商品〕超音波洗浄機 ソニクリア コフレ 4,400円(税込)
※一部店舗では取扱いがない、在庫切れの場合がございます。
周波数43kHzの超音波の衝撃波で、メガネの鼻パッドや、ネジ、リム(レンズ枠)などに隠れた汚れを洗い落とします。
メガネにお湯は厳禁!と言いましたが、「水が冷たい!」という今の時期などでも、これを使えばラクチンです(笑)。
指が届きにくい、鼻パッドの裏側や…
ネジや丁番のすき間や溝
リム(枠)とレンズの間にたまった汚れも…
使い方を簡単にご紹介。
用意するものは、中性洗剤、水おけ、タオルなど。
レンズを下向きにしないでください。キズの原因になります!
※両端の長さが145mmまでのメガネフレームの洗浄が可能です。フレームの形状によっては、タンクに入らない場合がございます。
※MAXラインを超えないようにしてください。
ほんの少し、軽くワンプッシュ程度で十分です。
※運転ランプが点灯します。運転中は「ジー」と音がします。
時間は、汚れ具合によって加減してください。
※約5分後に自動で停止します。連続使用する場合は5分以上休ませてください。
値段もお手頃、メガネだけでなく、アクセサリーや時計バンドなどにもお使いいただけますので、バスルーム周りに1台備え付けておくのもいいですね。
※付属の洗浄カゴ、ホルダーを使用して、時計本体に水が浸からない程度まで水を入れる。
【ご注意】
※「偏光レンズ」「ミラーレンズ」には使用しないでください。
※古い樹脂製フレーム、メッキや塗装が劣化したメガネフレームには使用しないでください。
※べっ甲など特殊な素材のメガネフレームには使用できません。
※コンタクトレンズには使用できません。
※商品に付属の取り扱い説明書をよく読み、正しくお使いください。
今の季節、マスクをしていると起こりがちなメガネのくもり。
不快ですよね。
「くもりどめ」をご利用の方も多いと思います。
「くもりどめ」を塗布する前に、上述の方法で、メガネをキレイにしてから行ってください!
汚れたメガネに「くもりどめ」を使うと、汚れを塗りこめてしまうことになり、「くもりどめ」効果も半減、汚れでレンズの見え方も損ないかねません。
先ほど洗車の話をしましたが、ワックスがけをする前に洗車しますよね?
まずは「メガネを洗う」。メンテナンスの基本です。
〔写真の商品〕サイモン アンチフォグ 5g 660円(税込)
※現在、「くもりどめ」の店頭在庫が少なくなっております。在庫切れの場合は、ご容赦ください。
今の時期、感染症予防・除菌ということもありますが、いつだって、キレイなメガネは、視界も気分もスッキリさせてくれます。
お顔の印象を決める重要なアイテム「メガネ」をいつもキレイに保って、今日の身だしなみも颯爽とクリーンに行きましょう。
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