新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、不要不急の外出自粛が求められています。
仕事では在宅勤務のテレワーク(リモートワーク)が進み、日常生活でも大型商業施設や遊興施設、映画館などが休業・時間短縮営業となり、皆さん、おうちで過ごす時間が増えていますね。
※和真メガネでも、臨時で営業時間変更や一部休業している店舗がございます。
動画配信サービスの大手、米Netflixの3月期決算では大幅な増収増益というニュースも記憶に新しいところです。
おうちで家族と一緒に、自分だけの時間を大切に、急がずゆったりと過ごす。そういうライフスタイルが見直されているとも言えます。
そんな今だからこそ、おうちの中で、本当に見え方が快適で、目もリラックスできるメガネとはどういうものだろうか、和真メガネもあらためて考えたいのです。
40代、50代ともなると、誰でも「手元が見にくい」という、いわゆる「老視、老眼」に不便さを感じてきます。
加齢と共に(30代後半から感じ始めることも)、手元にピントを合わせる目の機能「調節力」が弱まってくるためです。読書やパソコンの文字が見にくい、近年では、電車の中で目の前のスマホの文字が見にくい、などは誰もが経験することではないでしょうか。
遠くを見るメガネと近くを見るメガネをふたつ、使い分けするのが最も確実で効果的ですが、メガネの複数使いは、なかなか持ち運びや掛け替えが面倒です。
そんな時に、便利なのが「遠近両用メガネ」です。
もうすでに使っている方も多いと思います。
「遠近両用メガネ」は、メガネレンズの上下方向に、〈遠くを見る度数の範囲〉と〈近くを見る度数の範囲〉を適切に配置することで、遠くから近くまでを「掛け替えなし」で見ることができる画期的なメガネです。外観でもレンズの境い目はわかりません。
和真メガネは、普段使いにまず1本~「遠近両用メガネ」をおすすめしています。
ただし、40代以上でこれからメガネを作るなら「遠近両用メガネ」で決まり!と言う単純なお話でもないのです。
ここからが本題です。
「遠近両用メガネ」は確かに、とても便利で優れたものですが、その守備範囲は、はるか遠くの風景から、例えば室内のテレビ、そして目の前のスマホなど極めて近い距離までを含みます。
せいぜい縦幅が数センチしかない1枚(片眼)のメガネレンズの中に、それほど多様な距離に対応する度数が織り込まれており、特に手元側の度数に行くほど度数変化が急峻となり、ピント合わせはシビアになります。
事実、多くの遠近両用メガネユーザーが「手元の見づらさ」を不満としてあげています。
※月刊眼鏡「45歳以上ユーザー意識調査」より。
特にパソコンや読書など、長時間一定の距離で作業するときには、同じ目線(やや下目づかい)をキープしなくてはならないので、個人差はありますが、眼精疲労に加え、肩や首の疲れを引き起こすことも少なくありません。
有効な解決策のひとつは、前述の近くを見る専用のメガネに掛けかえることです。
ただしこの場合はやはり、ふと顔をあげて周囲を見回すと、遠くも室内もボヤけてしまいます。近くを見る(そこにしかピントが合わない)専用のメガネだからです。
さあどうしましょう。
そこでおすすめなのが「中近両用メガネ」。
「中近両用メガネ」は室内用メガネとも言われ、その名の通り、見える範囲を、手元~中間距離(室内程度の数メートル先まで)までに「あえて制限」することで(遠方はボヤけますので、外出や車の運転はおすすめできません。種類によっては対応するレンズもあります。)「遠近両用メガネ」よりもゆったりとした視界の広さと、度数変化が穏やかで自然な見え方を実現しています。
読書やパソコン専用のメガネレンズ(単焦点レンズ、と言います)に近い手元の視界と、テレビや壁のカレンダー、会議室のホワイトボードなども見ることができる、インドアでなら必要十分な視力。それが「中近両用メガネ」です。
和真メガネでは、この5月から、国内大手レンズメーカーであるHOLTジャパン株式会社 (HOYAグループ)との共同企画により「新・中近両用レンズ~"テレスマホ"」を発売しました。
「テレスマホ」は、「遠近両用、中近両用メガネ」についての、HOYAグループが過去から蓄積してきた多くのデータと最新技術、そして専門店である和真メガネが長年、お客様のメガネをおつくりしてきた経験を合わせて、新たに企画し直した最新のメガネレンズです。
高性能な累進レンズに使われる「内面累進設計」をエントリーモデルから採用。
※「内面累進設計」とは: 一般的なレンズの外面ではなく、目に近いレンズの内側で累進度数成分を加えることで横の視野が広くなり、ゆがみの成分も少なくなります。
”よく見える”ための高性能を目指しながらも、日常使いでのリーズナブルプライスも忘れない、ベストバランスな商品となりました。
※一般的な遠近両用メガネとの比較において。感じ方には個人差があります。
会社に着いたら、「テレスマホ」に掛けかえる。おうちに帰ったら、「テレスマホ」に掛けかえる。
これからの新しい習慣になるかもしれません。
テレビからスマホまで、ラクにしっかり見えるメガネレンズ「テレスマホ」について、お近くの和真メガネでお気軽にご相談ください。
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