300億枚の明日（あした）

2020年7月1日より、「レジ袋有料化」がスタートします。

趣旨を簡単にまとめると「資源や環境問題を考慮して、プラスチックの過剰な使用を抑制していく」ということです。

国内で消費されるプラスチック製買物袋は年間300億枚以上とも言われています。

※2002年のデータということなので、それからさらに増大しているらしいです。

ざっくり、国民一人当たり、毎日1枚くらいは使っている計算になります。

自分の日常での買い物やゴミ出しなどを思い浮かべると、確かにかなり使っているなあ、とあらためて感じます。

すでに、多くのスーパーではレジ袋が1枚数円～程度となっていますし、大手のアパレル企業や百貨店などの一部でも買い物袋が有料となりつつあります。

コンビニではちょっと不便になるかも？とは正直感じてしまいますが、「エシカル消費」などとも言われている昨今、便利さとは別のところで、新しい生活様式として受け入れていくことが、私たちみんなに求められているのかもしれません。

経産省のガイドラインによると、今回、有料化の対象外となるプラスチック製買物袋は以下の3点。

【1】繰り返し使用が可能な、プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のもの

【2】海洋生分解性プラスチックの配合率が100％のもの

【3】バイオマス素材の配合率が25％以上のもの

今回の「レジ袋有料化」にあたって、和真メガネでは、

【1】の50マイクロメートル以上の厚手プラスチック製買物袋と、紙製の買物袋

とを併用することにしました。

※画像（一部）は経産省資料より。

新しくおつくりいただいたメガネは、メガネ本体、メガネケース、メガネふき、保証書、取扱い説明書その他、細々としたものが多く、ある程度まとめておかないといけません。

※写真の内容は一例です。商品により、お渡しするケースや、付属品（保証書、取扱い説明書等）の種類や体裁が異なることがございます。

※実際に店舗でお渡しする買物袋の仕様、体裁については、ご利用店舗、時期、お買い上げ頂いた商品の大きさ、その他により異なる場合がございます。

また、購入したもの以外（ノベルティなど）のお渡しの際には、従来の40マイクロメートル厚のプラスチック製買物袋、その他を使用させていただくこともございます。

私たちはお客様の利便性が第一と考えておりますが、この時代の企業として、環境問題にもささやかながらも尽力していきたい。

「袋が不要」というお客様は、和真メガネ公式アプリをご提示ください。

通常の「来店スタンプ」に加えて、「エコスタンプ」をひとつ押させていただきますので、スタッフにお申し出ください。

※「エコスタンプ」は商品購入の場合に限らせていただきます。ノベルティの配布などは除きます。

※システム上の制限で、「来店スタンプ」は15日ごとに1個の付与となります。

自分が普段利用しているエコバックに、メガネ一式を入れてみた画像です。

ケースにしまったメガネ、保証書類、一緒に購入したクリーナーetc.

最近は、すごくコンパクトになるエコバッグが売られていますので、ひとつポケットに入れておくことにしています。

※画像は経産省資料より。

新しく用意した50マイクロメートル厚のプラスチック製買物袋は、繰り返し利用できますので、メガネを持ち帰った後も、書類や小物の仕分けなど、日常のついでにぜひ再利用してください。

資源枯渇の問題、環境負荷の問題。簡単に答えはでません。

レジ袋もそうです。

すぐに大幅には減らせなくとも、折に触れて意識することで、少しづつ明日は変わっていくはずです。

一緒に、思い、考えて、行動に移していきましょう。